看護師が働きながら呼吸療法認定士を目指す勉強法|3〜4か月スケジュール

こんにちは。学び舎編集部です。
夜勤やシフト勤務で忙しい看護師が呼吸療法認定士の勉強を始めるとき、多くの方が「どれくらいの期間で、どう進めればいいのか」と悩みます。認定講習会のテキストが届くのは例年8月ごろ、eラーニングは9月の約1か月間、試験は11月下旬〜12月上旬に東京都内で実施されます。つまり、講習会を起点に本格的な勉強を始めると、実際に使える期間は3〜4か月ほどです。先に要点をお伝えすると、試験日から逆算して月・週・日単位に計画を分解することが、働きながら合格する近道です。
この記事では、働きながら受験する看護師に向けて、3〜4か月の全体スケジュール、月ごとの進め方、週単位・日単位への落とし込み方、そして夜勤・シフトのなかで勉強を続けるコツを整理します。なお、職種を問わない基本の勉強法や教材の選び方は呼吸療法認定士に独学で合格するための勉強法で詳しくまとめています。本記事は、看護師の働き方に的を絞ってお伝えします。
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働きながら3〜4か月のスケジュールをどう立てる?
働きながら挑む看護師にとって現実的なのは、試験日から逆算した3〜4か月の計画を作ることです。呼吸療法認定士は出題範囲が広く、本来は半年〜1年かけて準備できると安心ですが、忙しい医療従事者の多くは講習会後の3〜4か月で本格的に勉強を始めます。限られた期間だからこそ、行き当たりばったりではなく「逆算」で進めることが差になります。
やり方はシンプルです。試験日をゴールに置き、そこから「直前1週間」「1か月前」「2か月前」と区切って、各時期にやることを先に決めてしまいます。次に、使う教材の総量(問題集の問題数など)を、残り日数で割って「1日あたり何問」に落とし込みます。ゴールから逆算しておくと、「このペースなら間に合う」と見通しが立ち、途中で不安になりにくくなります。

1か月目(全体像をつかむ時期)には何をすべき?
最初の1か月は、「完璧に覚える」より「試験範囲の地図を持つ」ことに集中しましょう。呼吸生理、血液ガス、酸素療法、人工呼吸器、NPPV、術後合併症、小児・新生児など、どこにどんな領域があるかをざっと一周し、全体像を頭に入れる時期です。
この段階のおすすめは、問題数の少ない基礎的な問題を一周して、出題の形に触れてみることです。読むだけだと「わかった気」になりやすいので、早めに問題を解いて「この用語はまだあやしい」「計算問題が苦手」と、自分の弱点を洗い出しておきます。曖昧な部分は公式テキスト(青本)を辞書のように引いて確認し、あとで見返せるようメモを残しておくと、2か月目以降が楽になります。
2か月目(演習と弱点つぶし)で重点を置くことは?
2か月目は、問題演習を増やし、間違えた問題を分析して弱点を狭めていく時期です。基礎を一周したら、市販の予想問題集やアプリで演習量を増やし、少しずつ応用的な問題にも触れていきます。
ここで大事なのは「解きっぱなしにしない」ことです。呼吸療法認定士は範囲が広いため、一度解いただけでは定着しません。間違えた問題は、なぜ誤ったのかを確認し、公式テキストの該当箇所に戻って読み直します。そして数日後にもう一度解く——この往復を繰り返すと、記憶に残りやすくなります。解けるようになった問題と、まだ危うい問題を分けて管理できると、復習の効率が一気に上がります。
看護師は臨床のイメージがつきやすい一方で、人工呼吸器の構造や、酸素ボンベ計算といった計算問題でつまずきがちです。こうした苦手分野こそ、まとめて一日で片づけようとせず、短い間隔で何度も触れるほうが定着します。通勤中や休憩中にスマホで数問解くだけでも、紙の問題集では拾いにくい隙間時間を演習に変えられます。
3か月目〜直前期はどう過ごす?
直前の1か月は、新しい教材を増やさず、これまで間違えた問題を確実に拾い直す時期です。範囲を広げるより、取れる問題を落とさない状態に仕上げることを優先します。
直前期にありがちな失敗は、不安になって新しい問題集や動画講座を買い足すことです。未消化の情報が増えると、かえって復習時間が削られます。この時期にやるべきは、要復習問題の解き直し、血ガスや計算問題を毎日少しずつ触ること、人工呼吸器の頻出ポイントや公式・図表の見返しです。
また、試験本番は100問・170分(約3時間)のマークシート方式で、長時間の集中力が求められます。直前期には本番に近い形でまとまった量を通し解きして、時間配分の感覚をつかんでおくと安心です。睡眠と生活リズムを試験当日に寄せておくことも、当日のコンディションづくりに効きます。
直前期は「新しく増やす」より「取れる問題を落とさない」ことが鍵です。回答履歴を見返し、正答率が低い分野を中心に復習しましょう。
週単位・日単位の計画はどう立てる?
月の目標を週・日に分解し、毎日のTo Doに沿って淡々と進める——これが働きながら続けるコツです。
まず、1か月を4週に区切ります。その月に使う教材の量を4で割れば「1週間あたりに解く問題数」が決まります。各週で最低1周は終える、と決めておくと崩れにくくなります。次に、前日の就寝前に「明日やること」を数問単位で決めておきます。朝起きてからメニューを考えると、それだけで腰が重くなるためです。To Doを作って終わったものを消していくと、進んでいる実感が可視化され、モチベーションが続きます。
働きながらの学習では、「いつ・どこで・何問やるか」を生活に組み込んでしまうのが有効です。以下は、無理なく続けられる一日の例です。あくまで例なので、自分のシフトに合わせて調整してください。
| 時間帯 | 学習の例 |
|---|---|
| 出勤前・通勤中 | スマホで新しい問題を3〜5問。 |
| 昼休み・待機時間 | 前日に間違えた問題を1〜2問だけ復習。 |
| 帰宅後 | 余力のある日だけ、解説を読みながら10〜20問。疲れた日は「1問だけ」でも継続を優先。 |
| 休日 | まとまった時間で苦手分野を集中演習。曖昧な用語は公式テキストで確認。 |

ポイントは、忙しい日でも学習をゼロにしないことです。「今日は1問だけ」でも、手を止めなければ習慣は途切れません。
夜勤・シフト勤務でも続けられる勉強のコツは?
夜勤やシフトがある看護師のコツは、「隙間時間を演習に変える」ことと「ハードルを極限まで下げて習慣化する」ことに尽きます。
生活リズムが一定にならない働き方では、「毎日机に向かって1時間」という計画は崩れやすく、崩れた瞬間にやる気ごと途切れます。そこで、夜勤明けは新しい問題を解かず解説を読むだけ、通勤中はスマホで数問、休日にまとめて演習、というように、その日の状態に合わせて負荷を変える前提で組みます。「疲れていても1問だけならできる」という低いハードルを常に用意しておくのが、習慣化の最大のコツです。
スマホ演習の強みは、机も広げる時間もいらず、思い立った瞬間に始められることです。間違えた問題を自動で記録し、どの分野を復習すべきかを見える化してくれる教材を選べば、忙しい日でも「次にやること」に迷いません。あわせて、eラーニングは受講期間が短く区切られているため、仕事の繁忙期と重ならないよう早めに視聴計画を立てておきましょう。移動中や家事の合間に音声だけ聴くなど、ながら受講も活用できます。
コメディカルの学び舎は、公式テキストに準拠したオリジナル予想問題を収録した、買い切り型の学習アプリです。無料95問から試せ、有料版では全420問を利用できます。通常価格は3,980円、初年度セール価格は3,480円。サブスクのように毎月かかるのではなく、参考書1冊分の価格で試験当日まで追加料金なしで演習できます。しかも登録不要で無料問題を試せて、体験中に解いた記録は無料会員登録後もそのまま引き継げます。回答履歴から苦手分野を自動で可視化し、復習まで一つのアプリで管理できるので、隙間時間しか取れない看護師でも「次にやること」に迷いません。
まとめ:働きながら合格するためのポイントは?
- 逆算で計画を立てる – 講習会を起点にすると勉強期間は約3〜4か月。試験日から逆算して月・週・日の目標に分解すると、締切もペースも見失いにくくなります。日程は年度で変わるため、最新情報は必ず公式で確認しましょう。
- 基礎→演習→総まとめの順に進める – 1か月目は全体像をつかみ、2か月目は演習と弱点つぶし、直前1か月は新しい教材を増やさず要復習問題を確実に拾い直します。
- 隙間時間とスマホで習慣化する – 出勤前・通勤中・休憩時間にスマホで数問。「疲れた日は1問だけ」でも続ければ途切れません。間違えを自動で記録・復習できる教材なら、時間のない看護師でも効率よく弱点を減らせます。